工具観察は切削加工において最も重要な工程の１つです。切削加工を行った刃先はその切削状況を顧みる有力な手がかりになります。被削材、切削条件、クランプ等の切削環境と刃先の調和を見極めるには「観る」ことが必要不可欠です。工具を「観る」ことで切削加工の効率化が促進し収益力が向上します。
工具観察台ＨＯＲＵＳは旋回機構と回転機構を有しており、様々な角度から刃先を簡単に観ることができます。観察にはＣＣＤカメラを用いるため、モニタを介して見ることで視野が共有でき、刃先管理の属人化解消に貢献します。当該製品は、工具管理の促進をお考えの企業様や、工具改善活動を担当されている生産技術の方、工具管理部署の方におすすめの製品です。

【こんな方におススメ】
●工具選定、工具トラブルの原因調査、加工改善などを行っている生産技術の方
●工具の入荷管理、使用後の分別管理などを行っている工具管理部署の方
●小径工具の刃先や、微細な摩耗の確認がしたいが観られる環境がない切削加工現場の方